umbrella-exe

「カチンッ」
トリガーを引いて、ハンマーが落ちても、銃から弾が出ることはなかった……。
左手を滑らせて、親指をマガジンハウスに当てると、本来あるべきマガジンが無いことがわかった……。

考える前に、左手はマガジンポウチにささっているフレッシュなマガジンを引き抜き、銃に挿し込みスライドを引いた

(狙って射て)
心は最速の動作を求める中で、当てる為に必要な動作をさせる為に身体に命令する。

初弾はダブルフィードされていたようで、ターゲットの下に着弾するのが見えた

モディファイプローンで苦しい体勢で引き続き狙って射ちターゲットが一つ倒れた

立ち上がる動作の中で、左手に銃を持ち替え、立ち上がった時点で左目の先にターゲットを見て銃を合わせた
外、内と撃ち、右手に持ち替えながら、外側のターゲット内側のターゲットと倒す

一枚のターゲットを残し、全ての動作が終わると悔しさでボックスの中に蹲る……。

カラ撃ちした時に既にどのタイミングでマガジンを抜いていたのかを思い出したが、射撃に集中する為に飛ばしていた記憶が蘇り、握りしめて地面を叩きつけたく拳を抑える

射順まで時間があるので、マガジンを温めておく為に普段入れないポケットに入れていた
撃ち終えて普段携帯を入れている左ポケットにマガジンがあるコトを確認した

これが今回イチバリのセカンダリィで起きた自分の失態であり、あり得ないミスとその後の対応でした

葉隠M5 レポートはしばらく続きます