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さて、何言ってんだろうと思う方もいると思いますので具体的に内容を〜。

ロードしたハンドガンをホルスターに収めてハンズアップで待機、スタートの合図で5メートル先にある125ミリのターゲットを、1・5秒以内に10回連続で当たりますか？
10回が出来たら20回、20回が出来たら50回

1・5秒切りを50回連続です
途中一回でも外したら最初からカウントしなおして、50回です

そんなの出来て当たり前と言う方はマッチ上位者かシューティングしたことない方のどちらかだと自分は考えます

ちなみに自分T兄は30回以上は中々続きません
それが自分の実力です
プレートシューターから見れば三流以下です

マッチに出るとして必要なのは己自身のスキルを理解して、出来る範囲で可能な限り速く確実に撃つコトです

速く撃って良い所、止めて一拍使う所と考えて行動します

また、IDPAやATPFのように瞬時に判断して、リカバーか先に進むかを判断するには経験が一番ですが、外さない為に狙って撃ち込み、移動すれば問題ないです

外した原因は間違いなく射手にあります（ガントラブルも含む）

「当たらない」のは何故か？

撃つべき所を狙ってない、撃った時に銃口が動いている、狙ったつもりになっているなどです

今回IDPAで自分がやってしまったポイントダウンは、上位としてありえないくらいの精度の低さです

何故上位になれたのかは、それを補うスピードで動いてクリアしたからです。
正直格好わるかったです

但し、コースレイアウトを見て、各コースのポイントダウン数とクリアタイムをざっくり想定して、想定程度の結果なので、自分の出来る最大限で「シューティングにおけるリスクコントロール」は八割成功しました

スピードを上げれば精度は落ちる
精度を上げればスピードは落ちる
この理を理解出来て、自分の実力が解れば、マッチにおける自分の想定タイムは出てきます

シューティングの結果は誰のせいにも出来ません

己自身の実力です

反省するのは良いですが、終わってから、銃や人に責任をなすりつけるようでは、もう速くならないでしょう、むしろ競技に向いてないです

IDPAのように人型のターゲットをより速く撃つにはボディのセンターを狙い撃つコトであり、外した時のリスクは1ダウンか3ダウンです

ヘッドを狙った場合、外した時には1ダウンか5ダウンになりえます

0・5秒と2・5秒のペナルティを秤に掛けて2・5秒のペナルティになる方を、撃つ方は少ないと思います

それが積み重なり更に大きなペナルティとなれば順位は落ちます

今更言葉にするのもどうかと思いましたが、自戒を込めて書きました

シューティングは楽しいですが、自己との戦いが延々と続きます

その中で悔しく思い、速くなりたいと考え、練習して、反省して、学んで、試して、etc……。


ただ楽しむだけのシューティング、撃つだけで楽しい♪
結果なんて気にしない
と、言う方もいますし、新製品をマッチで使いたい、変わった銃を撃ちたい、古い銃で遊びたい、マッチに参加する理由は人それぞれですから、その為に遊ぶのは大賛成です

だから、撃つ時には目的もなく、撃つことが目的でも問題ないですし、はっきり言って楽しいです

ただ、マッチに出て上を目指すのであれば覚悟が必要なので、楽しいだけではないです

故に練習して、故に苦しんで、故に楽しみます
撰ぶのは、自由です

そんなのツマラナイと思うかも知れませんが、それも一つの選択です

ただし、練習は自分を裏切らないです
練習していないなら、結果はついて来ないですが、自分自身に使える時間も増えるので、それで良いと思います

全ては自分自身の為にです

……やっぱり精進が足りないな、練習してこよう……。